陶歴》
1975年信楽産まれ。
1993年信楽高校セラミック科卒業後、信楽窯業試験場にて、素地と小物ロクロの基礎を習い、信楽焼の食器の窯元であるしんによ陶器に就職。
11年間勤め技術を高める。
その後陶芸教室の指導員を勤めながら作品作りに力を入れる。
市内の美術展にも幾度か出品。
2013年秋に現在在籍している信楽焼窯元、菱三陶園に就職。
日常業務の後、工房にて作品製作を続けています。
過去たくさんのテイストの作品を作りましたがこれぞというものが見つからず、迷いながら時が過ぎていました。
菱三陶園でお世話になりながらたくさん勉強させていただけ、用役自分の目指すスタイルが見えてきました。
そんな中出来た最新の作品がこの白、赤、黒のラインナップで構成されるシリーズです。
もてなしの器。凛とした器。
そんな事も大事にしていますが、一番気にしているのは『カッコイイ器。』
自分の中では、『この器、カッコイイかな?』と自問しながら作っています。
この器、カッコイイね!と言われるととても嬉しいです。
ターゲットとしては、一般家庭ではなく、プロの料理人の方に使っていただけるモノを、目指しています。
伝統的な信楽焼らしくないですが、
これも信楽なんですね。って言われる方を狙っています。
食器をメインでやっていますが、タヌキも作ります。
祖父が『古仙堂』としてタヌキを作っていた事もあり、作りたいし、作るべきだと思っていました。